スイーツ歴史コラム– archive –
-
練り切りの元祖はいつ?|職人の手技が光る四季の芸術菓子
練り切りの原型が形成されたのは、江戸時代中期(1700年代)と考えられています。茶道が武家・町人の両方に広まり、「茶席で出す美しい生菓子」への需要が一気に高まった時代です。 -
饅頭の元祖はどこ?|中国から来た禅僧が伝えた包み菓子の歴史
日本に饅頭を伝えたのは1341年(南北朝時代)に中国・宋から来日した禅僧・林浄因(りんじょういん)とされています。彼は奈良・塩瀬で小豆あんを小麦粉の皮で包んだ「饅頭」を作り将軍足利尊氏に献上したと伝えられています。 -
落雁とはどんな干菓子?|日本三大銘菓にも数えられる干菓子の精髄
江戸時代には加賀(現在の石川県)の藩主・前田家が落雁の文化を大いに発展させました。加賀藩の御用菓子師たちが作る落雁は「長生殿」として知られ、現在も金沢・森八の銘菓として全国的に有名です。 -
煎餅の元祖はどこ?|唐菓子から庶民のおやつへ、1000年の歩み
煎餅の起源は奈良時代に遡ります。717年に唐から来日した僧・道鏡が持ち込んだ「唐菓子(からくだもの)」の中に煎餅の原型があったとされています。当時は小麦粉・米粉・砂糖・塩・卵などを練って形にした干菓子でした。 -
最中の元祖はどこ?|満月を模した雅な和菓子の誕生秘話
お土産の定番でもある最中は、風流な和歌の世界から生まれたお菓子です。最中の名前の由来は「最中の月(もなかのつき)」、つまり「満月」を意味する言葉からきています。最初期の最中は米粉で作った薄い丸い煎餅のようなもので、現在のようにあんこを挟む形ではありませんでした。 -
団子はいつからある?|縄文時代から続く?日本最古のスイーツ
江戸時代になると、団子は庶民の食べ物として広まりました。みたらし団子は京都の下鴨神社の「みたらし池」の泡を模したと言われ、室町時代には存在していたとされています。現代の団子はみたらし・あんこ・きなこ・ごまなど多彩なバリエーションがあります。 -
柏餅はなぜ端午の節句に食べる?|端午の節句に食べる縁起菓子の由来
柏餅が端午の節句と結びついたのは江戸時代のことです。柏は「新芽が出るまで古い葉が落ちない」という特性を持ち、「子孫繁栄」の象徴として武家社会で縁起がよい植物とされていました。江戸時代後期の記録には、端午の節句に柏餅を食べる様子が詳しく記されています。 -
桜餅の元祖はどこ?|隅田川の桜の葉から生まれた春の風物詩
桜餅の元祖は享保2年(1717年)に生まれたとされています。江戸・墨田川のほとりにある長命寺の門番・山本新六が桜の葉を塩漬けにして餅に巻いて売り出したのが始まりです。お花見客に大人気となりました。一方、関西には道明寺粉を使った「道明寺桜餅」があります。 -
どら焼きの元祖はどこ?|武蔵坊弁慶も食べた?その起源をたどる
どら焼きはその起源が諸説ありながらも、日本のソウルフードとして親しまれています。どら焼きの名前の由来は「銅鑼(どら)」にあります。一説によると、武蔵坊弁慶が農家に御礼として銅鑼の上で生地を焼いて渡したのが始まりとも伝えられています。 -
大福餅の元祖はいつ?|庶民が愛した「腹持ちの良い餅」の変遷
江戸時代中期(1700年代)、江戸の露天商たちが売り歩いた小さな餅菓子がその起源とされています。縁起を担いで「大福餅」という名前に変わったといわれています。江戸時代後期になると、大福餅は江戸の名物となりました。