「花より団子」ということわざがあるように、団子は日本人にとって最も身近な和菓子のひとつです。お花見にも月見にも欠かせない団子は何千年もの間愛されてきました。

団子の原型となる「粉を丸めて蒸す・焼く」という食品は縄文時代の遺跡から出土したどんぐりや木の実の粉を使った食べ物に近いと考えられています。神事や仏事のお供え物として「神饌(しんせん)」として用いられるようになりました。

江戸時代になると、団子は庶民の食べ物として広まりました。みたらし団子は京都の下鴨神社の「みたらし池」の泡を模したと言われ、室町時代には存在していたとされています。

現代の団子はみたらし・あんこ・きなこ・ごまなど多彩なバリエーションがあります。各地の食文化に根ざした団子が今も受け継がれています。
🏪 現在も元祖として営業中のお店
■ 加茂みたらし茶屋
京都・下鴨神社の門前にある「みたらし団子」の元祖の店。1922年創業。室町時代から続く伝統の味を守り続けている。