「いちご大福っていつからあるんだろう?」とふと気になったことはないだろうか。求肥の中で甘い餡と酸味のあるイチゴが同居する、あの独特な取り合わせ。実は和菓子の長い歴史の中では驚くほど新しい存在で、誕生したのは昭和後期・1980年代のことだ。元祖と呼ばれる店には複数の説があるが、代表的なのは東京都新宿区の老舗和菓子店「大角玉屋」が昭和60年(1985年)に発売した「いちご豆大福」である。編集部が公式情報と文献をもとに、その誕生の背景と全国に広がった経緯を整理した。
いちご大福はいつ、どこで生まれたのですか?
昭和60年(1985年)ごろ、東京都新宿区の老舗和菓子店「大角玉屋」が発売した「いちご豆大福」が代表的な元祖とされます。ただし東京都板橋区の「一不二」や三重県津市の「とらや本家」など、同時期に複数の店が独自に考案したとする説もあり、一つの地域から生まれたというより全国各地でほぼ同時多発的に広まったと考えられています(出典:Wikipedia「いちご大福」)。
いちご大福の特許や権利は誰が持っていますか?
いちご大福の製造方法に関する特許は大角玉屋が、実用新案登録164058号は「一不二」(2018年廃業)が保有しています。ただし「いちご大福」という名称自体は特定の店の商標ではなく、一般名称として全国に広まりました(出典:Wikipedia「いちご大福」)。
いちご大福はなぜ和菓子として異端視されたのですか?
登場した1980年代当時、和菓子は乾物や豆・米など保存性の高い材料を中心に発展してきており、生のイチゴのような生鮮食品を使うことは伝統から外れると見られていました。ショートケーキの人気にヒントを得て考案されたともいわれ、当初は和菓子としては異色の存在として受け止められたと伝えられています(出典:大角玉屋公式サイト、Wikipedia「いちご大福」)。
まとめ
編集部として調べてみると、いちご大福は和菓子の長い歴史の中では意外なほど新しく、昭和60年前後にショートケーキの人気にヒントを得て誕生した比較的新しいお菓子であることが分かった。東京・新宿の大角玉屋をはじめ、全国各地の和菓子店がほぼ同時期に独自に考案したという経緯も興味深く、唯一の正解がないからこそ、店ごとに違う餡やイチゴとの組み合わせを食べ比べる楽しみがあるのかもしれない。
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出典:Wikipedia「いちご大福」/大角玉屋公式サイト「元祖いちご豆大福」
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