【和菓子の元祖⑪】練り切りの元祖:職人の手技が光る四季の芸術菓子

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白あんに求肥(ぎゅうひ)や山芋を加えて練り上げた「練り切り(ねりきり)」は、日本の和菓子の中でも特に芸術性の高い菓子です。職人の手によって桜・紅葉・雪など四季の風景を表現する練り切りは、茶道の席で最もよく使われる上生菓子(じょうなまがし)のひとつです。

練り切りの原型は江戸時代中期(1700年代)に形成されたと考えられています。茶道文化の発展とともに、抹茶に合う美しい生菓子への需要が高まり、職人たちが白あんをベースに様々な形を作る技術を磨いていきました。特に京都では、宮廷や公家の文化の影響を受け、優雅で繊細なデザインの練り切りが発展しました。

江戸でも独自の「上生菓子」文化が花開き、江戸の町人文化を反映した大胆でモダンなデザインの練り切りも生まれました。現代では全国の和菓子店で季節ごとの練り切りが作られており、カレンダーに合わせた美しい菓子が並びます。

近年、練り切りは「食べる芸術」として外国人旅行者にも大人気です。SNSで美しい練り切りの写真が拡散されたり、体験教室で自分で作るワークショップが人気を集めたりしています。和菓子の美を目で・口で・心で味わう練り切りの世界に、ぜひ触れてみてください。

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この記事を書いた人

全国47都道府県のスイーツ・銘菓を食べ歩くスイーツ愛好家。楽天市場でのお取り寄せ歴10年以上で、本当に美味しいものだけを厳選してご紹介しています。チョコレートとチーズケーキが特に好き。地方の隠れた名品を発掘するのが何よりの楽しみです。

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