5月の端午の節句といえば、柏の葉に包まれた「柏餅」です。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「子孫繁栄」の縁起物とされ、端午の節句に欠かせない和菓子として江戸時代から長く愛されてきました。編集部は、柏餅がいつ・どのようにして端午の節句の主役になったのか、その歴史をあらためて調べてみました。
よくある質問(FAQ)
なぜ端午の節句に柏餅を食べるのですか?
柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちない特性があるため、「子孫繁栄」の縁起物とされています。この縁起を重んじ、江戸時代中期から端午の節句(5月5日)の菓子として定着しました。
柏餅はいつから食べられていますか?
柏餅が端午の節句の菓子として定着したのは江戸時代中期・宝暦年間(1751〜1764年)頃とされています。江戸(現在の東京)の下谷(したや)周辺で広まり、やがて全国に普及しました。
柏餅のあんこの種類は何がありますか?
柏餅の中身は「こしあん」「粒あん」「みそあん」の3種類が代表的です。みそあんは特に関東地方で古くから親しまれており、甘みの中に白みそのコクがあります。
柏餅の葉は食べられますか?
柏餅の葉は基本的に食べません。葉は香りを移し菌の繁殖を防ぐ「包み紙」的な役割を果たしています。剥がして餅だけを食べるのが一般的です。