【和菓子の元祖⑮】わらび餅の元祖:プルプルとろける食感が夢心地、平安貴族が愛した千年の涼菓

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きな粉をたっぷりとまとった、プルプルとろける半透明の粒——。口に入れた瞬間にふわりと溶けていく、あのなんとも言えない儚い食感を、みなさんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。夏の暑さに疲れた体に、ひんやりとしたわらび餅のひとくちが届いたときの幸福感は格別です。そんなわらび餅は、実に平安時代の宮廷にまで遡る、日本最古クラスの和菓子のひとつ。千年以上にわたって日本人に愛され続けてきたその歴史を、たっぷりとひもといていきましょう。