【和菓子の元祖⑦】最中の元祖:満月を模した雅な和菓子の誕生秘話

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サクサクのパリッとした薄皮の中に、たっぷりのあんこ。最中(もなか)は、見た目の美しさと上品な甘さで、日本の和菓子の中でも特別な存在です。お土産の定番でもある最中は、実は風流な和歌の世界から生まれたお菓子なのです。

最中の名前の由来は「最中の月(もなかのつき)」、つまり「満月」を意味する言葉からきています。室町時代の歌人が「満月」に見立てた詩を詠んだことに由来するという説があります。最初期の最中は、米粉で作った薄い丸い煎餅のようなもので、現在のようにあんこを挟む形ではありませんでした。

あんこを薄皮で挟む現在のスタイルが確立されたのは江戸時代のことです。1700年代、江戸の茶店が池に映る満月に見立てた丸い最中を売り出したのが始まりとされています。その後、江戸各地の和菓子職人がこの形式を取り入れ、花の形・扇の形・家紋を模した形など、意匠の豊かさも最中の魅力となっていきます。

現代の最中は全国各地に名品があり、形や中身も多彩です。栗・柚子・黒ごまなど様々なあんを使ったものや、アイスクリームを挟んだ「最中アイス」も人気です。また最近では、食べる直前に自分であんを挟む「手作り最中」セットも登場し、新たな楽しみ方が広がっています。

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この記事を書いた人

全国47都道府県のスイーツ・銘菓を食べ歩くスイーツ愛好家。楽天市場でのお取り寄せ歴10年以上で、本当に美味しいものだけを厳選してご紹介しています。チョコレートとチーズケーキが特に好き。地方の隠れた名品を発掘するのが何よりの楽しみです。

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