うぐいす餅の由来と歴史|発祥は奈良・大和郡山、秀吉が名づけた早春の和菓子

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うぐいす餅は、求肥(ぎゅうひ)や餅で粒あんを包み、上から青きな粉をまぶした早春の和菓子です。発祥は奈良県大和郡山市の老舗「本家菊屋」と伝わり、安土桃山時代の天正年間、豊臣秀吉がその姿を鶯(うぐいす)になぞらえて「うぐいす餅」と名づけたという伝承が残ります。この記事では、うぐいす餅の歴史と名前の由来、菊屋に伝わる「御城之口餅(おしろのくちもち)」との関係、そして通販でのお取り寄せの選び方までを、出典を示しながら編集部が解説します。

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目次

うぐいす餅とは

うぐいす餅は、やわらかな餅または求肥で粒あん・こしあんを包み、両端を少しつまんで鶯の形に整え、青大豆から挽いた「青きな粉」をまぶした和菓子です。ふっくらとした丸みと、うっすら緑がかった色合いが、まだ寒さの残る二月ごろに鳴きはじめる鶯を思わせることから、早春・初春を告げる上生菓子として親しまれてきました。俳句の世界でも「鶯餅」は春の季語とされています。

うぐいす餅の歴史|発祥は奈良・大和郡山

うぐいす餅の原型をつくったのは、奈良県大和郡山市に本店を構える「本家菊屋」だと伝えられています。天正十三年(1585年)、大和郡山城に入った豊臣秀長(秀吉の弟)に御用菓子司として従い、菊屋治兵衛が郡山へやってきました。秀長が兄・秀吉をもてなす茶会を開くにあたり、治兵衛に「珍しい餅菓子を献上せよ」と命じたのがはじまりとされます(出典:一般財団法人 日本educe食育総合研究所「秀吉が名付け親!季節の和菓子うぐいす餅」)。

このとき治兵衛が献じたのが、粒あんを餅で包み、上からきな粉をまぶした一口大の餅菓子でした。歴史上の逸話には諸説あり確定はできませんが、うぐいす餅が桃山時代の茶の湯文化のなかから生まれた古い和菓子であることは、複数の資料で共通して語られています。

名前の由来|秀吉の命名と「御城之口餅」

献上された餅菓子を秀吉はたいそう気に入り、その形と色から「うぐいす餅」と名づけたと伝わります。つまり「うぐいす餅」という名は、菓子の見た目を早春の鶯になぞらえた愛称に由来する、というのが有力な説です。

一方、菊屋治兵衛はのちに郡山城の大門を出て最初の場所に店を構えたことから、この餅は「御城之口餅(おしろのくちもち)」とも呼ばれるようになりました。本家菊屋では現在もこの名で販売を続けており、うぐいす餅のもっとも古い姿を今に伝える一品として知られています(出典:本家菊屋 商品由来ほか)。名前の由来を「秀吉の命名」と「城の入口という立地」の二つの筋から見ると、うぐいす餅という和菓子の歩みが立体的に見えてきます。

青きな粉と色の変遷

誕生した当初は、大豆から挽いた黄色いきな粉をまぶしていたと伝えられます。その後、鶯という名にふさわしい色を求めて、青大豆を用いた緑がかった「青きな粉」をまぶす店が増えていきました。関西では青きな粉、関東では青のりをふる店があるなど、地域や店によって仕上げが異なるのもうぐいす餅の面白さです。餅で包むか求肥で包むか、あんを粒あんにするかこしあんにするかも店ごとに個性があります。

現代のうぐいす餅とお取り寄せの選び方

今日では、早春の生菓子として和菓子店の店頭に並ぶほか、通販でのお取り寄せにも対応する店が増えました。選ぶときの目安を挙げます。まず餅(つきたて)か求肥(日持ちする)かを確認しましょう。つきたての餅は口どけが格別ですが賞味期限が短く、求肥タイプは配送や贈答に向きます。次に青きな粉の香り。挽きたての青大豆きな粉は香ばしさが違います。さらにあんの甘さと粒感を好みで選び、季節限定品は販売期間(多くは一月〜三月ごろ)を早めに確認しておくと安心です。価格や販売期間は変動するため、注文時に各店の公式情報を確かめてください。

よくある質問(FAQ)

Q. うぐいす餅はいつ食べる和菓子ですか?
A. 鶯が鳴きはじめる早春(おおむね一月下旬〜三月)に出回る、春の訪れを告げる生菓子です。俳句でも春の季語とされています。

Q. うぐいす餅の発祥はどこですか?
A. 奈良県大和郡山市の「本家菊屋」が原型をつくったと伝わり、菊屋では「御城之口餅」の名で今も販売されています。

Q. うぐいす餅と大福の違いは?
A. 大福は餅であんを包んだ通年の菓子で、うぐいす餅は鶯形に整えて青きな粉をまぶし、早春を表現した季節の和菓子である点が異なります。

まとめ

うぐいす餅は、桃山時代の奈良・大和郡山で生まれ、豊臣秀吉が名づけたと伝わる早春の和菓子です。青きな粉の香りとふっくらした鶯形に、日本の四季と茶の湯文化が息づいています。名前の由来や「御城之口餅」との関係を知ると、ひと口の味わいがいっそう深まります。

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※本記事はプロモーションを含みます。掲載の価格・販売期間は変動する場合があります。最新情報は各店の公式サイトをご確認ください。

この記事を書いた人

スイーツギャラリー編集部

全国のお取り寄せスイーツと和菓子・洋菓子の歴史を専門に調査・執筆しています。記事は公式サイト・Wikipedia・業界団体などの一次情報をもとに作成し、諸説ある場合はその旨を明記しています。

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この記事を書いた人

全国47都道府県のスイーツ・銘菓を食べ歩くスイーツ愛好家。楽天市場でのお取り寄せ歴10年以上で、本当に美味しいものだけを厳選してご紹介しています。チョコレートとチーズケーキが特に好き。地方の隠れた名品を発掘するのが何よりの楽しみです。

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