ダックワーズの発祥はどこ?名前はフランス・ダクスの街、小判型は福岡で誕生

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ダックワーズの名前は、フランス南西部にある温泉保養地「ダクス(Dax)」の地名に由来します。生地そのものは19世紀のフランスで生まれたアーモンドメレンゲですが、表面はさっくり・中はしっとりで、バタークリームを挟んだ小判型(俵型)のダックワーズは日本生まれ。福岡の菓子店「16区」の三嶋隆夫シェフが1979年に考案したものです。この記事では、名前の由来とフランス・日本を行き来した歴史を、出典を示しながら解説します。

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目次

ダックワーズとは?アーモンドメレンゲの焼き菓子

ダックワーズ(フランス語:dacquoise)は、アーモンドパウダーと泡立てた卵白(メレンゲ)を合わせて焼いたフランス発祥の焼き菓子です。焼く前に粉糖をふるため、表面はさっくりと軽く、内側はしっとり・ふんわりとした独特の食感になります。日本では、この生地を小判型に絞って2枚合わせ、間にバタークリームやガナッシュを挟んだサンド菓子として親しまれています。

本場フランスでは、ダックワーズ生地は円形のホール状に焼き、ムースやクリームと重ねてケーキの土台(ビスキュイ)として使うのが伝統的なスタイルです。つまり「ダックワーズ」という言葉は、日本とフランスで少しイメージが異なるお菓子を指しているのです。

名前の由来:フランス南西部の街「ダクス」から

ダックワーズの語源は、フランス南西部・ランド県にある温泉保養地「ダクス(Dax)」です。フランス語の dacquoise は「ダクスの」「ダクス風の」を意味する形容詞の女性形で、この土地にちなんで名づけられたと考えられています(出典:Wikipedia「ダックワーズ」、フランス菓子ラボ)。

ダクスはピレネー山脈にほど近い温泉地で、古くから保養客が訪れる街として知られてきました。その地名を冠したアーモンドメレンゲ菓子が、やがてフランス各地の菓子店へと広がっていきます。

生地としての歴史:19世紀フランスの祖形から

ダックワーズの祖形については諸説ありますが、19世紀末のフランスに存在した「アンリ4世」と呼ばれる菓子のスポンジ状の生地を改良したものが、現在のダコワーズ(ダックワーズ)生地の原型だとされています(出典:macaroni、日本菓子専門学校)。南西フランスのダクス地方で作られていたアーモンド風味のメレンゲ生地が、その土地の名で呼ばれるようになったという流れです。

この円形のダコワーズ生地は、今日でもフランス菓子の基礎として世界中のパティスリーで使われています。カリッと香ばしいアーモンドの風味は、クリームやフルーツと合わせても存在感を失わないため、ムースケーキの土台に選ばれてきました。

小判型ダックワーズは日本生まれ:福岡「16区」三嶋隆夫シェフの発明

私たちが「ダックワーズ」と聞いて思い浮かべる、小判型のサンド菓子は日本で生まれました。考案したのは、福岡市浄水通りの菓子店「パティスリー16区(セーズ)」オーナーシェフの三嶋隆夫氏です。三嶋シェフがパリ16区の菓子店「ARTHUR」でシェフを務めていた1979年、「これを和菓子の最中に相当するものにできたら、新感覚の焼き菓子ができるのではないか」と考えたことが出発点だったと伝えられています(出典:Wikipedia「ダックワーズ」、ippin〈ぐるなび〉)。

試行錯誤の末、三嶋シェフは1981年に福岡へ店を構える際、この菓子を売り出しました。その際、フランス語の発音である「ダコワーズ」から、響きの良さを優先してあえて「ダックワーズ」と名前を変えたといわれています。和菓子の最中のように一口サイズで手土産にしやすい形が受け、この小判型ダックワーズは全国の洋菓子店へと広がっていきました。

興味深いことに、日本で定着した小判型のダックワーズは、現在では本場フランスでも売られるようになっています。フランスの地名を語源に持ちながら、日本で新たな形を得て、再びフランスへ渡っていった――ダックワーズは、菓子の国際的な往来を映す一品といえるでしょう。

現代のダックワーズとお取り寄せ

今日のダックワーズは、定番のバタークリームやコーヒー風味に加え、抹茶・黒ごま・キャラメル・ショコラなど、日本ならではのフレーバーも豊富です。個包装で日持ちしやすく、軽くて上品な焼き菓子であることから、手土産やギフトの定番として選ばれています。発祥の店である福岡「16区」をはじめ、全国の洋菓子店や百貨店で購入できるほか、楽天市場やAmazonなどの通販でもお取り寄せが可能です。 → Amazonでダックワーズのお取り寄せを探す

アーモンドの香ばしさとメレンゲの軽さを楽しむなら、コーヒーや紅茶と合わせるのがおすすめです。フレーバーごとに食べ比べてみると、同じダックワーズでも店ごとの個性がはっきりと感じられます。

よくある質問(FAQ)

Q1. ダックワーズとダコワーズは何が違うの?
基本的には同じお菓子です。フランス語の発音に近いのは「ダコワーズ」で、フランスでは円形のホール生地(ビスキュイ)を指すことが多い言葉です。一方、日本で親しまれる小判型のサンド菓子を「ダックワーズ」と呼ぶのは、考案者の三嶋隆夫シェフが響きの良さから名づけた呼び名に由来します(出典:Wikipedia)。

Q2. ダックワーズとマカロンの違いは?
どちらもアーモンドパウダーとメレンゲを使う焼き菓子ですが、食感が異なります。マカロンは砂糖の配合が多く、表面はつるんと硬めで中はしっとり。ダックワーズは焼く前に粉糖をふるため、表面はさっくり軽く、中はふんわりとしています。

Q3. ダックワーズはお取り寄せできる?
できます。発祥の福岡「16区」をはじめ、全国の洋菓子店や百貨店、楽天市場・Amazonなどの通販で購入できます。個包装で日持ちしやすいため、手土産やギフトにも向いています。

まとめ

ダックワーズは、フランス南西部の温泉地ダクス(Dax)の地名を語源に持つアーモンドメレンゲの焼き菓子です。生地としてのルーツは19世紀のフランスにあり、私たちがよく知る小判型のサンド菓子は、1979年に福岡「16区」の三嶋隆夫シェフが最中に着想を得て考案した日本生まれのかたち。名前の由来と歴史をたどると、フランスと日本を行き来した一つの菓子の物語が見えてきます。次にダックワーズを口にするとき、その背景にある小さな旅路を思い出してみてください。

※本記事は各社公式情報・Wikipedia等の公開情報をもとに編集部が作成しました。価格・販売状況は変動する場合があります。※本記事はアフィリエイト広告(楽天市場・Amazon)を含みます。

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この記事を書いた人

スイーツギャラリー編集部

全国のお取り寄せスイーツと和菓子・洋菓子の歴史を専門に調査・執筆しています。記事は公式サイト・Wikipedia・業界団体などの一次情報をもとに作成し、諸説ある場合はその旨を明記しています。

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この記事を書いた人

全国47都道府県のスイーツ・銘菓を食べ歩くスイーツ愛好家。楽天市場でのお取り寄せ歴10年以上で、本当に美味しいものだけを厳選してご紹介しています。チョコレートとチーズケーキが特に好き。地方の隠れた名品を発掘するのが何よりの楽しみです。

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