つるんとした喉ごしとやわらかな弾力が魅力の「ゼリー」。実は現在のような洋菓子としてのゼリーが日本で確認できる最古の記録は、意外にも大正時代の新聞にありました。編集部が公式資料や文献をもとに、その誕生の背景と名前の由来を整理しました。
ゼリーは日本発祥のお菓子ですか?
いいえ、洋菓子としての「ゼリー」はフランス語のgelée(ジュレ)を語源とする西洋由来の言葉です。ただし、寒天を使ったゲル状の菓子(羊羹やあんみつなど)は江戸期から日本にも独自に存在しており、現在は西洋由来のゼラチンゼリーとあわせて「ゼリー」と呼ばれています。
日本でゼリーが紹介された最も古い記録はいつですか?
Wikipedia「コーヒーゼリー」によれば、確認できる最古の記録は大正3年(1914年)4月3日付の読売新聞家庭欄に掲載されたコーヒーゼリーのレシピ紹介とされています。ただし起源には諸説あり、断定はできません。
フルーツゼリーはいつ頃から今のような形で広まりましたか?
長崎県の「たらみ」が1988年にドライゼリー市場へ参入、1995年にフルーツゼリーの製造・発売を開始し、1992年の「ナタ・デ・ココ」ブームで大きくシェアを伸ばしました(Wikipedia「たらみ」、たらみ公式サイト沿革より)。こうした専業メーカーの成長とともに、カップ入りフルーツゼリーがスーパーやコンビニの定番商品として定着していきました。
まとめ
編集部として調べてみると、何気なく食べているゼリーの背景には、大正時代の新聞レシピ紹介から昭和のコーヒーゼリー専門店、平成にかけてのフルーツゼリー専業メーカーの奮闘まで、意外と知られていない歩みがあることが分かりました。ひんやりとしたひと口を味わうときは、こうした歴史にも思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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