丸くつやめく白い殻の中に、ほくほくとした黄味餡。三陸みやげの定番「かもめの玉子」は、なぜ卵の形をしているのか。なぜ「かもめ」という名前がついたのか。その背景には、一軒の菓子店が津波による被災を乗り越えて商品を磨き上げてきた、およそ90年の歩みがあります。編集部が公式情報や取材記事をもとに、その元祖と由来を整理しました。
「かもめの玉子」はいつ発売されましたか?
前身の「鴎の玉子」は昭和27年(1952年)に発売されました。商品名が現在の「かもめの玉子」に改称されたのは平成11年(1999年)です(さいとう製菓公式サイト「銘菓誕生物語」より)。
「かもめの玉子」という名前の由来は?
三陸の大自然に遊ぶ鴎(かもめ)をモチーフにした菓子であることが公式の由来です。当初は「鴎の玉子」「沖のかもめ」「五葉松」などの候補名から絞り込まれ、平成11年(1999年)により柔らかな印象の「かもめの玉子」へ改称されました(さいとう製菓公式サイト、マイナビニュース取材記事より)。
「かもめの玉子」の製造元はどこですか?
岩手県大船渡市のさいとう製菓株式会社が製造し、現在の販売は子会社の株式会社鴎の玉子が担っています(Wikipedia「かもめの玉子」より)。
まとめ
「かもめの玉子」は、一軒の小さな菓子店が津波による被災を乗り越え、試行錯誤を重ねて理想の玉子形にたどり着いた末に生まれた銘菓です。三陸の海を舞う鴎への思いを名前に込め、平成の改称を経て、今では季節限定商品まで広がる岩手を代表するお菓子に成長しました。編集部としては、丸い形の裏にある約90年の物語を知ることで、お土産として選ぶ際の楽しみがひとつ増えるのではないかと感じています。
出典:さいとう製菓公式サイト「銘菓誕生物語」/マイナビニュース(2016年)取材記事/Wikipedia「かもめの玉子」
※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。