URLをコピーしました! 猪の子(うり坊)を思わせる丸みを帯びた愛らしい姿。表面にはきな粉や焼き印がほどこされ、ひと目でそれとわかる愛嬌のある和菓子――亥の子餅(いのこもち)です。11月、和菓子店の店先にふっと現れては、また静かに姿を消していくこの餅菓子には、平安時代から続く「無病息災」と「子孫繁栄」への祈りが込められています。編集部では今回、なぜこの時期に、なぜこの形で食べられてきたのか、亥の子餅の元祖と由来を出典に基づいて紐解いていきます。