【和菓子の元祖⑫】葛餅の元祖:クールな夏の風物詩、その歴史は奈良時代から

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透き通った白い葛餅を箸でそっとつまむと、ぷるぷるとやわらかく揺れて、光を浴びてきらきらと輝きます。口に入れるとつるんとした滑らかさとともに葛の清涼感がじんわりと広がり、たっぷりの黒蜜ときなこの香ばしい甘さが鼻をくすぐる——。夏の和菓子の中でも、葛餅(くずもち)ほど涼やかで上品な一品はないでしょう。