【洋菓子の日本発祥②】バウムクーヘンの日本上陸:大正時代に始まった菓子文化の交差点

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年輪のような美しい断面が特徴のバウムクーヘン。ドイツ語で「木(バウム)のケーキ(クーヘン)」を意味するこの菓子は、日本では特別な存在感を持っています。高級感があり、お祝いの贈り物として定番の地位を確立していますが、実は日本に最初にバウムクーヘンを持ち込んだのは、ある一人のドイツ人菓子職人でした。

日本にバウムクーヘンを初めて伝えたのは、ドイツ人菓子職人のカール・ユーハイムです。彼は1919年(大正8年)、広島で開催された「ドイツ作品展覧会」に来日した際にバウムクーヘンを焼いて販売しました。これが日本初のバウムクーヘンとされており、ユーハイムが後に創業した洋菓子店「ユーハイム」は現在も全国展開する有名ブランドとして続いています。

当初は珍しいドイツ菓子として一部の人に知られる程度でしたが、戦後の高度経済成長期に入ると、日本の洋菓子店がバウムクーヘンを取り入れるようになり、徐々に広まっていきます。デパートの贈答品コーナーに並ぶようになったことで「ハレの日のギフト」としての地位が確立されました。

現代の日本ではバウムクーヘンはドイツよりも身近な存在となっているかもしれません。抹茶・さくら・和三盆など和の素材を使ったアレンジが次々と生まれ、各地の名産品とコラボしたバウムクーヘンも登場しています。ドイツ生まれの菓子が日本で独自の進化を遂げ、「和洋折衷の銘菓」として愛され続けています。

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この記事を書いた人

全国47都道府県のスイーツ・銘菓を食べ歩くスイーツ愛好家。楽天市場でのお取り寄せ歴10年以上で、本当に美味しいものだけを厳選してご紹介しています。チョコレートとチーズケーキが特に好き。地方の隠れた名品を発掘するのが何よりの楽しみです。

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