【地域の名物菓子②】八つ橋の元祖(京都):300年以上続く京都土産の象徴

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京都のお土産といえば八つ橋(やつはし)と答える人は多いのではないでしょうか。シナモン(ニッキ)の香りが特徴の硬い八つ橋と、生地であんこを包んだ柔らかい「生八つ橋(なまやつはし)」は、京都を訪れる観光客が必ず手にとるほどの定番土産です。その歴史は江戸時代まで遡ります。

八つ橋の元祖については、京都市内の有力老舗が複数名乗りを上げており、現在も係争が続いているほどです。しかし最も古い説のひとつが、1689年(元禄2年)創業の「西尾八ッ橋」です。元禄時代の筝曲の大家・八橋検校の遺徳を偲んで、その橋のような形をした煎餅菓子を売り出したのが起源とされています。

硬い焼き八つ橋は、米粉・砂糖・ニッキ(シナモン)を材料に作られ、その独特の形と香りが特徴です。一方、生八つ橋は柔らかい餅生地であんを包んだもので、昭和以降に普及し観光土産として爆発的に広まりました。現在は抹茶・チョコ・苺など多彩なフレーバーの生八つ橋が並んでいます。

現在も聖護院八ッ橋総本店・西尾八ッ橋・おたべなど複数のブランドが競い合い、それぞれ独自の味とスタイルを打ち出しています。老舗の伝統を守りながらも新しいフレーバーを常に開発するその姿勢は、八つ橋文化の活力を示しています。300年以上変わらないニッキの香りに、京都の奥深い食文化を感じてみてください。

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この記事を書いた人

全国47都道府県のスイーツ・銘菓を食べ歩くスイーツ愛好家。楽天市場でのお取り寄せ歴10年以上で、本当に美味しいものだけを厳選してご紹介しています。チョコレートとチーズケーキが特に好き。地方の隠れた名品を発掘するのが何よりの楽しみです。

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