バレンタインデーにチョコレートを贈る文化は日本独自のものですが、それだけではありません。日本はチョコレートの「進化の場」としても世界的に注目されています。抹茶チョコ・わさびチョコ・醤油チョコなど、日本独自のフレーバーは今や海外でも人気です。

チョコレートが日本に初めて紹介されたのは江戸末期〜明治初期のことです。1878年(明治11年)、東京・両国の風月堂がチョコレートボンボンを製造・販売したのが日本での本格的なチョコレート菓子の始まりとされています。

戦後の高度経済成長期には、森永製菓・明治製菓・ロッテなどの菓子メーカーが競って新しいチョコレート商品を開発しました。また1958年には「バレンタインデーにチョコを贈る」という文化が広まり、日本独自の消費文化が形成されました。

現代では日本のチョコレートは質の高さで世界的に評価されています。パティシエによる生チョコ・ガナッシュなどの高級チョコレートから地域の素材を使ったご当地チョコまで、その多様性は世界でも類を見ません。
🏪 現在も元祖として営業中のお店
■ 森永製菓(もりながせいか)
明治32年(1899年)創業。日本の製菓業界を代表する老舗メーカー。ミルクキャラメル・ダース・小枝など長年愛され続ける定番チョコレート菓子を製造。